学園アイドルマスターの考察

2024年3月29日ブログ2024新歓,ブログ,学マス,論文

東京工業大学アイドルマスター研究会　Hmcmch

第1章緒言

1-1. ラブライブ！シリーズの台頭

近年、ラブライブ！シリーズのような学生アイドルコンテンツの人気が高まっている。

ラブライブ！シリーズとアイドルマスター(アイマス)シリーズのCD売り上げを表1.1に示す。[1]

	アイマスシリーズ	ラブライブ！シリーズ
1位	2016/06 ハイファイ☆デイズ 107,700枚	2016/03 MOMENT RING 135,600枚
2位	2017/11 Reason!! 97,900枚	2015/07 Angelic Angel 132,900枚
3位	2017/07 Brand New Theater! 96,400枚	2015/07 僕たちはひとつの光 126,900枚
4位	2017/04 キラッ!満開スマイル 85,800枚	2015/07 SUNNY DAY SONG 126,800枚
5位	2018/12 ハーモニクス 84,600枚	2018/08 Thank you, FRIENDS!! 126,000枚

表1.1 アイマスシリーズとラブライブ！シリーズのCD売り上げ比較

上位5位までのCD売り上げでは、ラブライブ！シリーズがアイマスシリーズと比較してより多く売れていることが分かる。

また、東京工業大学アイドルマスター研究会(テクマス)内のDiscordで、名前をハンドルネーム以外にしている人の傾向を表1.2に示す。

名前のジャンル	人数
ラブライブ！	6人
アイマス	1人
≠ME	1人
競馬	1人
VALORANT	1人

表1.2 テクマスのDiscordにおける表示名の傾向 (最終閲覧日 2024/03/13)

ラブライブがアイマス研内にも侵食し、シェアを奪っていることが分かる。

また、東工大アイマス研のHmcmchさんも、「最近一番好きな曲はノンフィクションヒーローショー[2]」と言っていた。

God Song

以上の分析から、ラブライブ！がアイマスの強力なライバルであるということが分かる。

1-2. 学園アイドルマスターの登場

そのようなラブライブ！の台頭に対して、同じ学園コンテンツである「学園アイドルマスター(学マス)」が発表された。[3]

学マスには、部活などの青春をスルーしてきたオタクたちが、蓮ノ空へ流出していく現象を止める効果が期待されている。

しかし、現状では学マスの情報は少なく、どのようなコンテンツであるかは不明な点が多い。

そこで、本研究では学園アイドルマスターの情報を整理し、世界観の理解を深めることを目的とした。

第2章公式サイトで公表されている情報

学マスの理解を深めるために、公式サイトで公表されている情報の整理を行う。

2-1. トップページ

キャッチコピーは、「君と出会い、夢に翔ける」である。

これは、Cygamesの人気ゲームである「プリンセスコネクト！Re:Dive」のOP曲である、「Lost Princess」のサビ「君と出逢い、君と往く」[4]と、ウマ娘プリティーダービーの Season2のOP曲である、「ユメヲカケル!」の「キミと夢をかけるよ」[5]を組み合わせたものであることは明らかである。

[4]

[5]

このことから、学マス開発陣は現在ウマ娘で大成功をおさめているCygamesのソシャゲ運営術を参考にしていることが示唆された。

また、どちらもアニメのOP曲であることから、学マスのアニメ化への野心も見て取れる。

2-2. 学園長挨拶

2-2-1. 学園長

学園長の名前は「十王邦夫」である。

十王とは、閻魔王に代表される死後の人間を裁く存在である。[6]

このことから、学マスの世界ではアイドルやプロデューサーは既に死んでおり、Angel Beats![7]のような死後の世界であることが示唆されている。

2-2-2. 学園名

学園名は「初星学園」である。

初星とは、相撲で初めての白星のことである。[8]

この由来から、ドキドキ！アイドルヌルヌル相撲！のようなエッチなバラエティーの展開が示唆されている。

2-2-3. プロデューサーの仕事

プロデューサーの仕事は、アイドルのたまごをスカウトし、立派なアイドルに育てることである。

それと同時に、学マスにおけるプロデューサーは学園の生徒でもある。

このことから、学費を払って単位を取りながらアイドルのプロデュースをしていることは想像に難くない。多分大学の研究室と同じような感じであろう。

特にプロデューサー科制度は初星学園の推し制度であるようなので、東工大におけるリベラルアーツ教育院のような物なのかもしれない。

2-3. プロデューサー科

大学における講究科目のような形で、プロデュース活動に単位が出ると思われる。

目標は「アリーナライブ」となっており、どんどんライブを行う他コンテンツよりも小規模なアイドルをプロデュースする形式が予想される。

また、プロデュースパートはアイマスらしい3種のステータスが見えるが、Viが上限の1000を突破して1118まで伸びており、ゲームパートの予想ができない。

また、公式画像からはプロデューサー科の学生に毎日の登校を促すような文言も見受けられる。

第3章結言

公式サイトの情報を整理した結果、学マスにおける世界観や運営の方向性について、一定の知見が得られた。

今後の情報発表や運営の動向に注目しながら、アイマスの新しい力に期待したいと思う。

謝辞

最後に、いつまでもブログ執筆を始めない私の耳を耳かきし続けてくださった日色くま様[9]に深く感謝を申し上げます。また、布団から出ない私の暇つぶしをしてくださった魔法少女にあこがれて[10]に深く感謝を申し上げます。また、延期をせずに発売してくださったアンラベル・トリガー[11]に深く感謝を申し上げます。また、感動的なライブ[12]をしてくださった蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブの皆さんに深く感謝を申し上げます。また、魅力的なキャラデザで私を癒してくださったハイランダーのガキ(左)に深く感謝を申し上げます。また、温泉旅行で一緒にお風呂に入ってくださった塩原八弥さん[13]に深く感謝を申し上げます。また、ロリババア専門誌『永遠娘』様に深く感謝を申し上げます。また、いつも競馬のレース観戦を盛り上がらせてくれる横山典弘様に深く感謝を申し上げます。また、シャニマスのモチベを保たせてくれているMEMちょ様[14]に深く感謝を申し上げます。また、この世のすべての実妹ヒロインに深く感謝を申し上げます。また、血のつながっていない他人であるにもかかわらず、私を慕ってくださったすべての義妹・偽妹ヒロインに深く感謝を申し上げます。また、デレステ特訓パズルで遊ぶ機会をくださった星街すいせい様[15]に深く感謝を申し上げます。また、C個体値がVであるために甘えるカミに対してテラバーストが特殊になってしまったパオジアン様に深くお詫びを申し上げます。また、発売から何年もたっているノベルゲームのヒロインを描き続けている絵師の皆さんに深く感謝を申し上げます。また、ゲームを出さずに演者とキャラの誕生日を祝い続けるシャインポスト公式X様[16]に深く感謝を申し上げます。