「夜に輝く星座のように」コミュで最高確認した話
初めまして、最近のマイブームがアニステの「ペーンペーン!」のこんにゃく物語です。松田「い、育ちゃん! おしりぺんぺんもっと激しくしてください!」育さん「うるさいよ亜利沙さん!」ペチペチペチ

最近熱くなってきましたね。地域によってはすでに猛暑日が訪れているらしいです。
こんな時には、やはり涼しくなるような話題が欲しくなりますよね。
というわけで本稿では一亜利沙Pとして、ミリシタで今年の2月ごろに催されたイベント「夜に輝く星座のように」のイベントコミュについて語りたいと思います。皆さんが2月頃何をしていたかを思い出しながら読んでいただけると幸いです。
……え?冒頭の寒い茶番で冷めたからもう帰る?そ、そんな冷たいこと言わないでください~~~~っ!!
まず、コミュについて語る前にMVについて少々触れましょう。というのも、このコミュの良さを余すところなく語るにはまずMVについて語ることが必要不可欠だからです。あと、大抵の人はコミュを読む前にMVを見ると思うので。
さて、この曲のMVですが、ミリPの皆さんならまず気がつくことがあると思います。

あれ、劇場じゃない?
そうなんです、ミリシタだと割と珍しい「劇場以外のどこからコールしてるかわからないげき子激おこ案件ステージ」なんです。初見だと「なんで?」ってなりますが、すぐにわかります。
「うおっ松田の声高ぇ」とか「なおありハモり気持ち良すぎだろ!」とか「デデッデデッデデッデーか~な~し~(ほ~)」とか考えながら譜面をしばいていると、スペアピに突入。
まずはアナアピから見ていきましょう。


何やってんだ松田ァ!
見ての通り、松田がふざけ倒しています。あまりの暴走につい奈緒が二度見するほど。あと、なんか背景が明るい。
ちなみに有識者によると、下のポーズはLTD05のジャケット再現らしいです。いわれてみれば……

気を取り直して、今度はスペアピを見ましょう。


亜利沙が飛んでっちゃって星になってる~~~~!
歌詞再現だとしてもアナアピとは別ベクトルでふざけてます。構図が完全に「亜利沙?ええ奴やったで……」のそれです。
と同時に、「確かに普通のステージだと屋外を見つめる演出はできないな……」と、特設ステージである理由も理解できるようになっています。それにしても、バンナム内部で「亜利沙を星にしたいから特設ステージにしましょう」みたいな会話があったと思うと笑ってしまいます。
亜利沙Pとしても正直亜利沙がこういう扱いなことは割と嬉しかったりするので、ひとしきり笑ったあとにリザルト画面へ移行。イーキョクダヨネー(所恵美並感)
それでは、コミュの感想へと移りましょう。
コミュはいつも通り、美咲ちゃの独り言から始まります。話しかけると、「失恋に気を付けてくださいね~!」という意味不明な忠告をされます。

ミリオンに変じゃない人いんくない?(美咲ちゃ含)
そして社長から新曲をもらったPは、ご存じのように亜利沙と奈緒をメンバーとして選抜。ちなみに選抜理由としては、「普段は明るい二人とのギャップが魅力になる」とのこと。
「情熱的な歌だけど、いけそうか?」という問いに対し、亜利沙は「切ない気持ち知るために、お互いの好きなものを紹介しませんか?」と提案。「仕事のため」という大義名分を得て堂々と推し語りをできるようになった亜利沙は大喜び。「推し語りがウザがられるどころか、求められる日がこようとは!」と叫び、目がシイタケになります。

目の色変わってる(物理)やん……
その直後にさらっとながれる「1時間後……」の文字が腹筋を刺激します。実に亜利沙らしいというかなんと言いますか……「推し語りがウザがられる」のは絶対推し語りそのものが理由じゃないなとガタイで分析。
なにやら『スパーク☆めいでん』について泣きながら語っているようです。ムムッ、今まで「アイドルのヒミツ」で散々名前が表示されていたのにあまり情報がなかった『スパーク☆めいでん』ちゃんの情報供給かな?
なにやら亜利沙の一推しは『スパーク☆めいでん』の中の「るるちゃん」というアイドルらしいです。あ、『スパーク☆めいでん』ってユニット名だったんですね。まあ確かに個人名っぽくはないですけど。
そしてさらにそこからるるちゃんについて「るるちゃんのいいところ100万選!」とでも言わんばかりに3時間超語り通す亜利沙。ドンロビュで一晩で小説を書きあげてきた百合子並の情熱にPと奈緒は疲弊し、ドクターストップならぬPストップが入ります。

一緒にいるだけでジェットコースターに乗ってるみたいだよ(体力的な意味で)
しかし、亜利沙の情熱は某団長並に止まりません。というのも、近々るるちゃんが演出にもかかわる上に『スパーク☆めいでん』にとっても歴史的意義のある武道館ライブが控えているのです。リコッタの他のメンバー3人を巻き込んで、亜利沙の暴走は止まらない、加速する……!
のり子「奈緒、水飲む?」
亜利沙「ハッ!そのお水!るるちゃんが3年前の9月1日にSNSにした投稿に映りこんでいた……!」
桃子「春香さん、国語の宿題でわからないところがあるんだけど……」
亜利沙「国語!るるちゃんの得意科目ですねっ!?」
P「今回の公演のために情熱を語ろうという話になって……」
桃子「なるほどね。」
亜利沙「なるほど!?るるちゃんもよく『なるほど』って言いますよ!」
奈緒「亜利沙ー、ちょっと確認しておきたいんd」
亜利沙「確認!?るるちゃんもライブ前はいつも、立ち位置を3回確認するんです!」P「亜利沙、桃子が呆れてるぞ?」この辺のりえしょんの迫真の演技は自然に笑顔になれるので必聴です。まぁここに限らずりえしょんの演技はいつも凄まじいんですけどね。このテンションに加えてモスキート音出してた時代があるのが信じられません……
亜利沙「桃子ちゃんセンパイ!?るるちゃんによく似た名前の声優さんも桃子ちゃんセンパイくらいの年の女の子が大好きなんですよ!」
さすがにここまで大暴走すると奈緒から「それホンマにあの曲を理解するためになるん?」と突っ込みが入りますが、春香さんからフォローが入ります。

オタクに優しい春香さんマジ天使。好(ハオ)。
そして武道館ライブ2日前。相変わらずテンションが高い亜利沙。いくら推しのライブ直前とはいえ、ここまではしゃげるなら一生ガンとは無縁そうですね。
そんな亜利沙は、両親の分のチケットが急用で浮いてしまったから代わりに奈緒とPに来てほしいと嘆願。二人があっさり承諾すると、布教成功した亜利沙はさらにUp10sion。ガンにならなくても脳溢血には気をつけてほしいです。

※文章だと一見普通ですが、だいぶテンションがイカれてるセリフです
しかし、家族そろってドルオタとは、亜利沙も幸せ者ですね。そして迎えた武道館ライブ当日。流石亜利沙が見込んだアイドルだとPが感心する中、ライブは大詰めに。亜利沙はるるちゃんが登場するだけで語彙力が小学生レベルまで退化。

Q.神はいると思う?A.武道館で見ました!!!!
しかし、なんとその場でるるちゃんの卒業が電撃発表。亜利沙のMAXだったテンションは急降下。ここの「いったん完全に反応が止まった後、徐々に状況を飲み込んで落ち込んでいく」様は必見です。ちなみに、イベントカードではなんと亜利沙の魂が抜けています。心臓発作にも気をつけたほうがよさそうですね。

魂「さらば亜利沙、旅立っちゃいます~」
ここで亜利沙Pの皆さんなら思い出したものがあるでしょう。そう、ミリオンBCです。

読もう
ネタバレにはなってしまいますが、ミリオンBCの終盤にも同様に「亜利沙の推しアイドルが引退する」というイベントがあります。
そちらはそちらで劇的な展開を迎えるので未読の方にはぜひ手に取って読んでいただきたいのですが、一方でものの数ページで終わってしまったため私のように不完全燃焼気味なPも少なからずいらっしゃるかと思います。
そんな悶々とした感情を抱いていた投稿者にとってこの追加供給は(亜利沙には悪いですが)まさに恵みの雨。私が初めて読んでいた時は、亜利沙に同情しつつもシチュエーションには大喜びし、心の中で「ふおおおお!」と叫んでいました。
話を戻して、ショックを受けた亜利沙はふさぎ込み、3日も劇場に顔を出さなくなってしまいます。リコッタのメンバーも、どっちもこっちもアイドルだらけの劇場に亜利沙が顔を出さないことの意味を理解します。

のり子も推しプロレスラーが引退したこととかありそう
コミュの本筋には一切関係ありませんが、以前の奈緒が亜利沙がアイドル辞めるって言いだした夢を見た4コマは時系列的にこの辺だったりするんでしょうか。
さすがに心配になったPとリコッタのメンバーは、亜利沙邸凸を決意。亜利沙父と亜利沙母に面会します。
父母曰く、亜利沙がアイドルちゃんの引退でふさぎ込むことは初めてじゃないし、毎回立ち直っているとのこと。今はるるちゃんのCDを聞きまくって自分を励ましているとのこと。しかし、チョー↑覚醒前のイラストで分かっていたことではありますが、本当にドルオタ歴長いですね亜利沙……
そして、騒ぎを聞きつけてやってきた亜利沙。

!?
こ、これはっ!ここ以外ではTake覚醒前くらいでしか拝めない貴重な破壊力抜群の「家族の前ではタメ口になる亜利沙」!!はあぁぁぁ~っ!ありがとうございます、ありがとうございますぅ~~~~!!!!
このコミュ書いてる人は亜利沙Pのツボをしっかり押さえているなという確信を得てコミュを読み進めると、なにやら奈緒が亜利沙を元気づけるための提案を。その内容とは……

短期間で仕上げるとは、さすがプロ……
カラオケでサプライズを受け、そのカバーとしての完成度とリコッタのみんなの気遣いに感動し、亜利沙は大号泣。感極まってハグまでしようとする亜利沙ですが、そこはガードされてしまいます。

セクシーギルティ松田
ちなみにイベントカードによると、この後カラオケ大会になった模様。

当然の如くカラオケにペンライトを持参するドルオタの鑑
とまぁここまででも亜利沙のいつもの暴走を眺められるし、推しアイドルちゃんの引退から765プロの仲間の力も借りて立ち直る亜利沙の姿を見れるというミリオンらしい良コミュなのですが、ここで終わりではありません。いえ、むしろここまでは前置きで、ここからが本番といっても過言ではないでしょう。
さて、奈緒たちの頑張りもあって、無事復活して元の調子に戻った亜利沙。口から擬音を出して奈緒に接近しますが、またもガード。

ハロー劇場!こちら亜利沙、システムオールグリーンです!
そんないつも通りに戻った光景を眺めているPが割と唐突に綺麗な夜空を見上げることを提案。歌の理解にも役立つかもしれないという理由で、奈緒と亜利沙は承諾します。
夜空を見ながら、亜利沙は自分がアイドルちゃんとの別れを乗り越えられる理由を語ります。曰く、たとえアイドルちゃんが表舞台から消えてしまっても、のちの時代のアイドルちゃんなどがカバーをしてくれたり、SNSで話題になったりして、再び脚光を浴びることもある。だから大丈夫なんだと。

最近だとララララヴアンジョイとかね
「星座みたい」と感想を言う奈緒。それに対し、亜利沙も「星は消えない。季節が廻ればまた会える(要約)」と語ります。武道館で「神!神!しゅきぃ~~!」と奇声を上げてた変態と同一人物とは思えない実におしゃれな返しだなぁと感心していると、奈緒が「私たちも永遠なん?」と訊きます。それに対して、亜利沙は迷わず「当たり前じゃないですかぁ!」と返事。自分に関しては自信を持っていない亜利沙ですが、奈緒は永遠だと自信をもって断言します。奈緒はそれに対し「ホンマに~?」とやや訝しみながらも、「うん、私らは永遠や!……亜利沙もな♪」と、亜利沙を巻き込む形で言葉を受け取ります。そして、二人が幸せなハグをするところでコミュ本編は終了。
エピローグでは、『スパーク☆めいでん』に新メンバーが加わり、さらになんとシンガーソングライターに転身したるるちゃんの配信(毎日)が始まって夢見心地な亜利沙はミリシタのUIを無視した6行にも及ぶ高速詠唱を敢行。

季節が廻るの早かったな……
その後、るるちゃん絡みでまたも1、2暴走して終わりましたとさ。
元々、「夜に輝く星座のように」は既婚者(?)に恋をしてしまった女性の悲恋を嘆く歌です。例えば、間奏の「星の場所は変わらない……私たちもきっと同じなのね」というフレーズは本来は「もうすでに相手がいるから、相手は自分と結ばれることは無い」ことを嘆くフレーズです。
しかし、ミリシタに実装された尺では、あくまで「叶わない恋をした歌」というところまでしか聴き手にはわかりません。このコミュはそこをうまく利用し、「叶わない恋」の対象を「アイドルちゃん」に、「悲しい思い」はアイドルちゃんの引退に置き換え、大胆にも歌詞の再解釈を行いました。これによって、先ほどのフレーズは、奈緒と亜利沙にお互いを向かい合わせることで「アイドルちゃんは永遠なんですぅ~~!!」という意味に変換されました。いや素晴らしい。
少し話は逸れますが、1粒で2度おいしいものっていいですよね。投稿者は亜利沙Pであると同時に杏奈Pでもあるのですが、杏奈ちゃんの魅力として「ON奈ちゃんとOFF奈ちゃんがいる」っていうところは外せないと思うんです。れっきとした同一人格ではありますが、明確に性格が違い、かつどちらも魅力的なのが杏奈ちゃん最大の魅力だと思うんです。なので投稿者は「杏奈ちゃんと結婚したらON奈ちゃんとOFF奈ちゃんで実質ハーレムだよなぁ……」とかちょくちょく妄想したりしています。
話を戻して、このコミュによって「夜に輝く星座のように」には新しい解釈が加わりましたが、かといって元の意味が損なわれたわけではありません。これによって、「夜に輝く星座のように」は二つの解釈が可能な、1粒で2度おいしい曲になったわけです。ちゃんちゃん。あ、もしかしたら元々別の解釈をしていた人もいるかもしれませんが、その場合は3度おいしいということで。
また、「アイドルちゃんは永遠なんですぅ~~!!」というテーマ自体も非常に前向きで希望をくれるテーマですよね。正しくアイドルものらしいと言いますか、やはりアイドルちゃんは人々に元気と希望を与えるのが第一の仕事ですからね。読者の皆様の中には最近推しているアイドルちゃんが引退されてしまった方もいらっしゃるかもしれませんが、そういった方たちにはひょっとしたら「季節が廻れば、また会える」というメッセージを含んだこのコミュが救いになるかもしれません。
しかし、一亜利沙Pとしては他のアイドルちゃんも気になりますけど、やっぱり一番気になるのは担当が永遠になれるかどうかなんですよね。よりにもよって当の本人が「ありさはわかりませんが……」とか言っちゃってるので、本当ならぜひ「お前もアイドルなんだから、星座みたいに永遠なんだぞ松田ァ!」と本人の尻を叩きながら教えてあげたいのですが……
……ん?「星座みたい」?
あれ、何か引っかかるような……

あっ。
これが何を暗示しているか、説明するだけ野暮というものでしょう。
この仕掛けに気が付いたときは本当に鳥肌が立って俠気乱舞しました。ええ、それこそアナアピの亜利沙みたいに。亜利沙、良かったなぁ……
というわけで、以上をもって「『夜に輝く星座のように』コミュで最高確認した話」を締めくくりたいと思います。この記事を通じて亜利沙や当該コミュの魅力に気がついていただけたら、投稿者としても望外の喜びです。それでは。
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