変わるNew Me, 変わらないNew Me

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皆さんこんばんは。DHMOと申します。
最近テクマスに加入しましたのでブログも初めてです。まずは自己紹介から。もう時間がない方はこちらから。

自己紹介

なまえ:DHMO
学年:学部1年。東工大ではありません。
担当:萩原雪歩,矢吹可奈,木下ひなた
経歴(アイマス):2020年5月頃からアイマスに触れはじめ、ゲームはいろいろとやってみてミリシタや箱〇、PS3に落ち着きました。
1年くらい経過する頃には2つ以上のソシャゲを並行してやるのは無理だということがわかりました。
出身地:山形県

ところで、私は音楽を買う時はほぼ必ずCDで買います。これはアイマスをやる前からそうだったのですが、アイマスでもこれをやろうとすると大変なことになります。
数え方にもよりますが、765ASとミリオンライブのCDがコミック付属のものなどを含めて423枚(特典とかRemixとか含めればもっと)あるようです。

全然そろってなくて恥ずかしい

そろえたいと思ってやってるのでいいんですが財布には悪い。あとCD集めるのが半ば目的化してるのもよくない。


さて、私がアイマスのCD集めに足を踏み入れて沼に沈むきっかけとなったCDがこちら。画像からAmazon、キャプションからコロムビアのページに飛びます。

THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 4
01 天海春香

アイマスのCDは多すぎてどれから買えばいいのか訳が分からない!!
というのが当時の感覚で、「765AS?というのがアイマスの源流なのか、ならそこから」という感じで2020年の10月に山形のアニメイトで買いました。同じノリで765の中古のベスト盤だったかはこれより前に買ってましたが、新品で買ったのはこれが初めて。高校生だったので金がなかった+ミリオンのCDも集め始めたのでMA4まだ半分しか揃えられてないですが…。
MASTER ARTIST 4 シリーズ(MA4)には765PRO ALLSTARSの13名の共通新曲、ソロ新曲、カバー2曲、あと「マジで…?」とトークパートが収録されています。
このCDから、MA4の共通新曲「New Me, Continued」をご紹介いたします。

New Me, Continued

まずは聴け
担当のも

どうですか?

曲調としては過去の「i」とか「ONLY MY NOTE」とかみたいな共通曲と比べて少し落ち着いた感じと言えばいいのか、なんとなく切なさを感じるというか。全体的に「GO MY WAY!!」みたいなパーッとポップな感じではなくて地に足がついた(?)、でも前向きではある、みたいな。
全体的にピアノの音いいですよね。イントロのところとかは卒業合唱になんとなく似てると思ったので、それが切なさとして聞こえているかもしれない。あとサビの前のところのギターとかが気に入ったかも。音楽の教養がなくてどういう効果をもたらしてるのかはわからないですが…。


歌詞を見ていきますと、これもまあ例えば「READY!!」とかみたいな、アイドルの立場からの歌詞とは明確に違って、等身大の人から見た、といいますか。生きる上でみんなが感じることですよね。そのようになっていると思います。
生きていくうえではものごとの始まりや終わり、出会いや別れの節目を何度も経験することになります。そのような節目の前後では、自分にも少なからず変化がある。それを”New me”として「生まれ変わる」と表現しており、過去は振り返りつつも未来に進んでいくという意志を感じます。別に何も考えなくても漠然と過ごしているだけでも時間は過ぎ、未来に流されてはいきます。しかし明確に自分から未来に進んでいくという意志、またそういった前向きな自分らしさは変わらないようにしたいという意志が歌詞から読めますね。読めると思いました。似たような感じの歌詞の曲ですと「まっすぐ」とか「笑って!」とかでしょうか。各ブランドにもありそうですね。
MA4のトークパートとかは聞き手がふつうのファンという体裁なのでこの曲もファンの立場で受けてみると、歌っているアイドルが見上げる存在よりも近く感じられたのを覚えています。最初に聞いた当時はAS関連はそんなに触ってなかったのでなおさらPというよりはファンとして見ていた節がある。

それからキャラによって印象が違うというのがTwitterとかでそこそこ言われてますね。

確かにそうだなと思います。当然キャラによって歌い方は違うわけですが、それだけではなく各キャラにバックグラウンドの違いがあることが、印象が変わるひとつの要因かもしれないですね。1番は学生から社会人になる節目の歌詞なのでそういう補正がかかるのかもしれない。

あとは初代アイマスと結びつける解釈も目にしました。初代は決められた期間のプロデュースを何回も繰り返すわけですから、その中で担当と何度も出会い、別れ、思い出を作ってきたPの諸氏にはかなり刺さりそうな歌詞で、各アイドルの歌の印象付け(思い出補正?)を手伝っているかと。特にラスト前のサビの「n回目の~」の所とか。

プレイの度にゲーム内のキャラの記憶は消えるわけですが、プレイヤーは覚えているしその思い出とか集めたアイテムとかを糧に次のプロデュースに挑んでいく。先ほどの一続きの人生を生きる上で経験する節目というのとは異なりますが、確かにこれも歌詞のイメージと合うと言えそうです。

ここまでつらつらと書いてきましたが、どうもこの歌詞の未来へ向かう意志というのは、(いまの各キャラの目線で歌ったものと見るなら)各キャラのアイドルとしての未来だけでなく「その後の未来」も示唆しているように思えます。
そりゃアイマスというコンテンツでは彼女らはアイドルとして活躍しますが、たいていアイドルというのはそのあと歌手になったり、もしくは「普通の人」になったりしますよね。箱マスとかですとそういうのはEDでありますが。

箱マスEDより
箱マス初プレイでラストの仕様を理解してなくてミスった(この後リセットで成功させた)

リセットしまくってランクAになった千早

それぞれのキャラの、「アイドルの、その後」というのは普段やってる分には意識しませんが、こういう曲を聴いた折にちょっと考えてみるのもいいかもと思いました。Pとして聞くとこれまでもこれからも成長していくアイドルなどを想像することができると思います。

朝ドラの話

人生の話が出ましたので、余談として今(2022年度上期)やってる朝ドラの「ちむどんどん」から「これアイマスと関係してない?」と半分こじつけたセリフを2つ引用します。

世の中は、不公平で理不尽なことがたくさんある。
時代の流れで、思わぬ方向に人生が変わってしまったり、ほれ合ってるのに結ばれないなんてこともある。
頑張れば、必ずハッピーエンドになる。…わけでもない。頑張っても頑張ってもどうにもならないことがあるのが人生。
だけどね。『明日はきっといい日になる』と、思うことが大事。何があっても諦めないで、どうすれば少しでも楽しく、希望を持って生きていけるか。料理作りも新聞作りもそんな思いを込めてやってるんじゃないかな。

田良島 甚内

田良島甚内は主人公の比嘉暢子がある理由で世話になった人で、東洋新聞のデスクです。理想の上司レベルがとても高い。このセリフは第49回(6/16)のもので、暢子のレストランの料理長の複雑な事情を聞いたときのもの(のはず)です。

箱マスとかやると、最後は運でオーディションの結果が決まったり、下手したらそれがEDを左右したりすることもあるかもしれない。つらい別れをすることになってもプロデューサーは前を向いて、次の候補生をトップアイドルに導く、とかそういうことを示唆しているのではないかという妄想深読みをしていました。
(ほれ合ってるのに結ばれないって初代のあのEDのことでは?)(明日はきっといい日になるって)

…でも、つらいことや悲しいことがあった時、間違った道に進みそうになった時、子供の頃にこの村の山や海で過ごした思い出、おいしいものを食べた思い出、家族や友達と笑いあった思い出が、きっとみんなを正しい道に導いてくれます。大好きな人と離れ離れになった時も心と心をつないでくれます。それはこの村に限りません。沖縄の、日本の、世界中のどこの村でもどこの街でも同じなんです。そして思い出は必ずそれぞれに違います。その違いを知って互いを尊重してください。その先にだけ、幸せな未来が待ってると、私はそう思っています。みんな一人一人にこれからどんな未来が待ってるのか誰にも分かりません。不安なことも、不運なこともきっとあると思います。でもどうか、人生を恐れないでください。人生は、幸せになろうとする道のりです。明日は今日よりもきっと幸せになれる。その信念を持ち続ける勇気を思い出が支えてくれると、私はそう信じています。

青柳 史彦

青柳史彦は沖縄編で登場した民俗学者で、比嘉家と交流をもっていました。このセリフは小学校で暢子たちにお話ししていたものです。回数は忘れた。

「思い出が正しい道に導いてくれる」「幸せになろうとするのを支えてくれる」
曲中に「積み重なった思い出が~」という個所がありますが、これとかなりマッチするんじゃないでしょうか。思い出はそれにずっととらわれていることはできないが、未来に向かって進んでいく力になり、同時に自分らしく生きるためのコンパスにもなるということだと言えます。
6/21と22にちむどんどんの特別編があって、そこでは前半のおさらいみたいなのを放送してましたが、そこで暢子の暢子らしい良いところというのを再認識させて、それがその週のキーになっているというものでした。これはもう見事に合致してますよ。

まあ朝ドラなので人生に関連したセリフなんてどのタイトルでもあるでしょうが、こじつけでも関連させるのは面白いかもしれないというお話でした。意外な化学反応もあるかも。

おわりに

少しだけ長くなってしまいました。そろそろ終わりにします。

私の思い出のCDから、買った当時感じたこととPをやっていて思ったこと、あとは慣れない考察を書きました。

「New Me, Continued」をまだ聞いていない方に興味を持っていただけたり、もう一度聞きなおそうと思っていただけたりできたなら幸いです。

未来未来ばかり言ってたので少しだけ未来の話をしてみますが、ASライブがありますね。自分は現地のを握れなかったですが、まあ人生なかなか思い通りにはならない。
AS単独ライブは2018年以来だそうですが、「New Me, Continued」はこの間に追加された共通曲のひとつであるわけで、ライブでお披露目される可能性も十分ありそうとは思います。一方先ほどのキャラによって「違う」という話にもあるように、全員で歌うものなのかという考えもあります。どうなるのか映画館から見届けたいと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました。またどこか、もしくはTwitterとかでお会いしましょう。













今日6/28は春日未来ちゃんの14歳のお誕生日ですね。おめでとうございます!
というわけでこの記事中にも「未来」が14回現れます。探してみようCtrl+F禁止!

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Posted by DHMO